特別イベント「こども建築塾」のご案内
2026年1月12日、東京の株式会社類設計室本社にて特別イベント「こども建築塾」が開催されます。本講座は小学4年生から高校3年生を対象に、現役の一級建築士と教育のプロから直接学ぶことができます。今回は「光」と「素材」をテーマに、空間デザインや素材の特性について、体験を通して学ぶことができる内容となっています。
参加者を対象とした多彩なプログラム
講座では、参加者は光を当てた際の素材の見え方や、異なる照明条件での空間の感じ方を体験することができます。実験ワークでは、建築における「光」の重要性を深く学ぶことができ、感性を豊かにする機会となるでしょう。
定員は各部40名までで、先着順での受付となっています。料金は7000円です。本社へのアクセスも非常に便利で、JR京浜東北線「蒲田駅」から徒歩3分の立地です。参加者は自身のインスピレーションを探求しながら、建築の基礎を楽しんで学ぶことができます。
こども建築塾が生まれた背景
近年、少子化問題が進行する中、一級建築士の高齢化が進み、業界全体で人手不足が懸念されています。そのため、若い世代に建築についての興味を持ってもらい、未来の建築士を育成することが重要な課題と感じたことから、こども建築塾が立ち上がりました。
また、デジタル人材の育成が急務とされる中で、座学だけでなく「見て」「触れて」「作る」という実体験を重視したカリキュラムを開発しました。これにより、子どもたちが建築のプロセスを理解し、将来的には建築やデザインに携わることができるように育てることを目指しています。
単なる教育ではない、未来を築くプロジェクト
類設計室は、設計事業にとどまらず、教育事業にも力を入れている企業です。設立以来、数多くの教育施設の設計を手掛け、50年以上にわたり教育の現場で活動してきた実績があります。このような背景から、「新しい学び方」を提案する「こども建築塾」が生まれました。
講師陣は、第一線で活躍する一級建築士たちであり、実際の仕事を体感できるインターンシップも取り入れたカリキュラムを用意しています。
これまでの実績と満足度
「こども建築塾」は大阪で約2900名の参加者を得て、90%以上の満足度を維持しています。また、東京の初回講座にも300名以上の参加者が集まり、97%の満足度を達成しました。これまで参加者は模型作りやスケッチ講座を通じて、建築の世界に入る入り口を開かれてきました。
イベントでは、スケッチ講座の一環として『本の森 ちゅうおう』をデザインした一級建築士が授業を担当します。こうしたプロの技を間近で体感できることも、子どもたちにとって大きな魅力となるでしょう。
最後に
「こども建築塾」を通じて、建築の楽しさや挑戦を体験し、未来の建築に対するビジョンを描いてほしいと願っています。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。