周産期支援サービス
2025-06-25 11:36:40

宮城県初の周産期支援サービスが貴方の家庭をサポート

宮城県内初の周産期支援サービススタート



株式会社ピースコネクトが運営する訪問看護ステーションピースコネクトは、これまでの低出生体重児や医療的ケア児への支援に加え、周産期支援に特化した訪問看護サービスを新たにスタートしました。この新サービスは、グループ会社の一般社団法人産前産後ファミリーケア協会が運営していた「Baby MUSE」を基に、大幅なリニューアルを行い、周産期医療に特化した支援を実現します。

背景と必要性



昨今、妊産婦の健康に関する問題が注目を集めています。公益社団法人 日本産婦人科医会の調査によれば、産後女性の10〜15%が産後うつを発症するとされています。妊娠中は、ソーシャルサポートの不足や不安が大きなリスク因子になり、産後は更に状況が複雑化します。特につわりの重篤化は、母親の日常生活や育児に深刻な影響を及ぼすことがあり、それに対する支援が必要です。

ピースコネクトでは、妊娠中から産後にかけて、母親の精神面、身体面、生活面までを包括的に支援するサービスを提供します。 これにより、多くの家族が抱える不安を軽減しることを目指しています。

サービスの詳細



この周産期支援サービスは、医療機関の指示に基づき、豊富な経験を持つ助産師が訪問し、個々の母子の状態に応じたケアを提供します。例えば、妊娠中の悪阻には自宅での点滴治療や栄養指導、産後の乳腺炎には早期発見や治療のサポートを行います。また、精神的に不安定な方へのクライシスプランも作成し、個別に対応します。

特に嬉しい点は、医師の指示書があれば医療保険が適用され、経済的な負担も軽減されることです。さらに、宮城県内全域を交通費無料でサービスを利用することができますので、利便性が高いと言えるでしょう。利用者からの直接の申し込みはもちろん、医療機関や地域の行政からの提案も受け付けています。

担当助産師の紹介



訪問看護ステーションピースコネクトのアドバンス助産師である佐藤望さんは、2003年に岩手の大学を卒業し看護師・保健師・助産師の資格を取得しました。彼女は、地域に密着した医療を提供し、妊産婦や女性へのケアに長年従事してきました。特に「地域で働く助産師さん」を目指し、訪問看護サービスの展開に力を入れています。彼女が目指すのは、家族や個人に合った柔軟で温かい支援を提供することです。

佐藤さんは「対話はケアになる」をモットーに、妊娠や出産、育児についての不安を軽減する方法を模索しており、利用者がほっと一息できる時間を作ることを重視しています。

助産師の思い



長年病院で周産期医療を経験した佐藤さんは、退院後も支援が必要な方が多いことを実感しています。現在、地域の保健師や助産院など多様なサポートが提供されるようになっていますが、実際には支援を必要としている方が施設にアクセスするのは簡単ではありません。支援が必要でも助けを求めることができない方々へ、訪問看護という選択肢を提案し、必要なケアを届けることができればと考えています。

「人は集団で子育てをするようにデザインされています。一人で頑張らずに私たちを頼っていただければ」と、彼女は力強く語ります。

まとめ



訪問看護ステーションピースコネクトが提供する周産期支援サービスは、妊婦さんや産後の母親、そしてその家族に安心をもたらす新たなサポートです。このサービスが、多くの家族の力になれることを願っています。必要なときに、ぜひご利用を検討してみてください。特に負担無く、必要なケアを提供できることを心がけていますので、今後とも多くのママたちとの出会いを楽しみにしています。


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