2050年の海を描く!
古野電気株式会社は、夏休み期間中に小学生を対象とした「海のお仕事体験プログラム」を開催しました。このプログラムでは、参加した児童が2050年の海での暮らしを考え、未来社会を描くという挑戦に取り組みました。子どもたちは、会社が提唱する「Ocean 5.0」のコンセプトを基に、海との共存共栄を図るためのアイデアを自由に表現しました。
3つのミッションをクリアする!
プログラムでは、以下の3つのミッションに取り組みました:
1. 2050年の海での暮らしを考える
2. 自分たちの住む街を絵に描く
3. みんなの前で発表する
参加者は、海の食や環境保全、災害対策、交通手段、住居のテーマについて、それぞれの思いを馳せながらアイデアを具体化しました。実際に合った先輩社員からもアドバイスを受けながら、未来の海を描いた絵を元にプレゼンテーションを行いました。
子どもたちの未来の想像力
参加した小学生たちが描いた海の未来には、面白いアイデアがたくさん詰まっていました。例えば、兵庫県神戸市のKさんは、「海底につながるエレベーター」を使って楽しく海中を移動できる生活を描きました。彼のイラストでは、クラゲやクリオネが泳ぐ美しい海景色が表現されており、未来の非日常的な日常を感じさせます。また、兵庫県芦屋市のHさんは、海上都市の地下に巨大な水槽を設置し、水生生物と遊ぶ楽しい未来を想像しました。
さらに、同じく神戸市のKさんは、災害に強い海中ハウスを提案しました。津波予測システムや避難エレベーターを設計し、安全第一の未来の生活を描きました。そのほか、兵庫県西宮市のCさんは「水陸両用車」や「水をはじく服屋」を想像し、愉快で機能的な海中ライフを提案しました。
学びの価値
このプログラムは、日本財団が推進する「海と日本PROJECT」の理念に基づき、海と共に生きることや環境を守ることの大切さを学ばせることを目的として続けられています。参加した先輩社員たちは、子どもたちの自由な発想に驚き、その発想力を未来へのヒントとして受け止めました。子どもたちの描いた未来の海は、色鮮やかで夢に溢れ、参加した大人たちにもインスピレーションを与えました。
このような体験を通じて、未来の海を築くための知恵や学びを得ることができるのです。子どもたちの想像力を通じて、未来の海への夢が広がることを期待しています。今後も古野電気はこのような取り組みを続け、持続可能な社会を作っていくことでしょう。