英国発!『チュウチュウ冒険団』第2巻が登場!
株式会社徳間書店から、英国の児童文学シリーズ『チュウチュウ冒険団』の第2巻『ひみつの海チュウ宮殿』が7月30日に発売されます。このシリーズは、すでに英国でシリーズ累計8万部を突破し、ユーモラスでカラフルなイラストが特徴です。特にこの第2巻は、絵本から読みものに段階を進めたいお子様にぴったりの内容となっています。
カラーさし絵がいっぱい!
『チュウチュウ冒険団』は、すべての見開きにカラーのさし絵が施されているので、どこを開いても楽しめる仕掛けが満載です。テキスト量も少なめで、読書が得意でないお子様でも、さくさく読めるストーリーが展開されています。親子で楽しめるだけでなく、読書感想文のための選書にも最適です。
第一巻の振り返り
まず、『チュウチュウ冒険団』第一巻のストーリーを振り返りましょう。主人公は床下に住むネズミの男の子ペドロ。彼は「冒険」を夢見て旅に出ます。その旅先で出会ったのが、伝説のヒーローたち「チュウチュウ冒険団」です。彼らとともに、さまざまな冒険を繰り広げていく中で、ペドロは成長していく姿が描かれています。
第二巻のストーリー
第2巻では、ペドロが新米ネズミとしてチュウチュウ冒険団で過ごす様子が描かれています。ある嵐の夜、ペドロは「ウミネズミ」と呼ばれる新キャラクターと出会います。このウミネズミは上半身がネズミ、下半身が魚という見た目を持つ赤ちゃん。この子を無事に家に送り届けるために、ペドロは仲間たちと共に海の底へと大冒険をします。
子供たちに元気を与える主人公
ペドロは、優しいけれど少しこわがりな性格が魅力の主人公です。彼は、最初は何度も失敗しながらも、仲間たちの助けを借りて少しずつ成長していきます。特に彼の勇気や優しさが、読者にも元気を与える要素となっており、親子での共感を呼ぶことでしょう。
賞を受賞した作品
このシリーズの人気を裏付ける要素として、英国の「アリゲーターズ・マウス賞」を受賞していることが挙げられます。この賞は、6~8歳向けの挿し絵入りの読みものを対象としたもので、出版された本の中から選ばれた特別な賞です。児童文学としての優れた要素を兼ね備えた本作は、一度手に取るとページをめくる手が止まらなくなる魅力を秘めています。
今後の展開
このシリーズは、年度内にさらに4巻を順次刊行予定です。次回作では、ペドロが月へと冒険する展開が待っています。このように、物語が進むごとにスケールアップしていくので、今回の第二巻を楽しんだ読者には、是非とも第一巻も読んでほしいと思います。
最後に
『チュウチュウ冒険団』は、親子の絆を深める素敵な物語です。この機会にぜひ、お子様と一緒にペドロの冒険を楽しんでください。記事を通し、子供たちにとっての素晴らしい読書のきっかけになれば幸いです。