デジタル知育研究会誕生！ピープルが子どもとデジタルの新関係を模索

デジタル知育研究会が目指す未来

おもちゃ制作で40年以上の実績を誇るピープル株式会社が、2025年3月9日に新たに発足した「デジタル知育研究会」。この研究会は、子どもの成長を促すデジタルとの関わり方を模索し、より良い教育環境を提供することを目指しています。親は子どもにデジタル機器を与えることに不安を抱きがちですが、ピープルはその負の感情を乗り越え、デジタルが子どもにとって成長の手助けとなる可能性を秘めていると考えています。

これまでの歩みと新しい取り組み

1982年に設立されたピープルは、玩具事業の先駆者として知られています。創業以来、「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」という理念の下、知育玩具を開発してきました。「いたずら１歳やりたい放題」が長年にわたって支持されているのもその表れです。

最近では、AI時代における子どもたちとデジタルの関係を真剣に考え、2022年からは親や専門家との意見交換を重ねる活動を始めました。特に、子ども観察を重視し、幼い子どもたちの好奇心を的確に捉えることを強みとしているピープルは、デジタル玩具の開発においてもその姿勢を貫いています。このような実績から、2025年秋には新しいデジタル玩具の発売を控えています。

デジタル知育の可能性

デジタル知育研究会は、従来の知育玩具だけでなく、子どもたちがデジタルに触れることによって得られる新たな学びや体験に注目しています。これにより、子どもたちが自らの好奇心を発揮し、デジタルに対する理解を深めることを期待しています。

デジタルという言葉がもたらす印象はさまざまですが、ピープルはあくまでも「子どもにとって役立つ製品」を追求しています。それを実現するため、多くの親と子ども、さらには専門家との連携を強化し、最適な商品開発を進めています。