深海研究プロジェクト
2025-03-10 17:32:19

富山湾での深海研究プロジェクトが未来のキッズを育てる卒業式を開催

深海研究プロジェクトの最終講座と卒業式



2025年3月1日、富山県の富山湾で「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin富山湾」の最終深海基礎講座と卒業式が行われました。このプロジェクトは、日本三大深湾の一つである富山湾を舞台に、未来の海洋専門家を育成することを目的としています。主催者は一般社団法人とやまミライラボで、活動は日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として展開されています。

イベントの概要


開催地は富山県魚津市にある魚津港、海風亭、魚津水族館で、参加者は小学5年生から中学2年生の10名の研究生です。

深海魚との出会い


プロジェクトは昨年6月にスタートし、その間に多くの学びを深めてきましたが、特にこの日のために設計された最終講座では、冬の漁期を利用してキッズたちが実際の漁船での水揚げを見学しました。早朝3時に起床し、漁港に集合して、獲れたての甘エビやノロゲンゲの水揚げを見学するという貴重な体験をしました。この時期の深海魚は特に美味しく、実際の漁業の現場を見ることができたのは、彼らにとっても大きな意味があります。

美味しい深海魚の試食


漁の後、キッズたちは地元のレストランで「深海魚スペシャルメニュー」を楽しみました。バイ貝の炊き込みごはん、ノロゲンゲの竜田揚げ、甘エビの刺身など、富山湾ならではの料理に舌鼓を打ちながら、キッズたちはこの9ヶ月間の思い出を振り返りました。量は多かったものの、皆が完食する姿は微笑ましく、仲間との絆が深まる瞬間でした。

卒業式での感動のシーン


その後、魚津水族館に移動し、改修工事が終わったばかりの深海魚水槽を見学した後、特別室で卒業式が開催されました。キッズたちはこのプロジェクトでの学びを経て、自らの感想を語る時間を持ちました。中には涙を流す子もおり、それぞれの思いを大切にしながら、彼らの成長を感じることができました。

学びの成果


キッズたちの感想には、海の生物に対する興味が深まったことや、自分の研究を最後までやり遂げたこと、仲間との活動が大きな経験になったことが多く述べられていました。そんな彼らの姿から、これからの未来への希望を感じました。

深海研究プロジェクトについて


このプロジェクトは、富山湾を拠点に、日本の海洋研究の専門家を育てることを目的にしており、さまざまな分野のプロからの講座を受けることができます。キッズたちは深海に関するテーマを選び、深い研究を行う経験を積みます。また、成果を映像として発表することもあり、アウトプットの重要性を学ぶ場となっています。

一般社団法人とやまミライラボが推進する「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」は、海と人をつなぎ、次世代の海洋イノベーターを育てる取り組みです。子どもたちが海に興味を持ち、未来を考える力を養うことが期待されます。

さらに詳しい情報や今後のイベントについては、とやまミライラボの公式サイトをご覧ください。


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