キッズ脱毛、眉毛サロン利用に対する親の本音とは？

近年、眉毛サロンの利用が小学生や中学生、高校生に広がっており、子どもの美容意識も高まっています。株式会社アイムが運営する「眉毛とまつ毛の専門店」は、保護者を対象に実施した調査で、キッズが眉毛サロンで脱毛を希望した場合の親の反応を探りました。

調査概要

調査に参加したのは、203名の小学生、中学生、高校生の子どもを持つ保護者です。調査結果によると、年齢が上がるほど肯定的な意見が増える傾向が見られました。具体的には、小学生で54.8%が「話し合う」と回答し、中学生では50.4%、高校生では29%にとどまりました。

さらに、利用を許可している保護者は小学生では17.5%、中学生では27.1%、高校生では54.2%です。特に、高校生になると、自己判断を尊重する傾向が強くなることがわかります。これは、年齢や精神的成熟度に応じて保護者の考えが変化していることを示しています。

親の本音とは？

「まずは親子で話し合うべき」とは言いながら、本音では反対意見を持つ保護者が多いという結果も見られました。小学生では64.5%、中学生54.6%、高校生では43%が実は反対という結果が出ています。これは、親が子どもの美容を気遣う気持ちがある一方で、やはり慎重になる意見が多いことを表しています。

実際の悩みや関心

また、「実際に子どもの眉毛が気になったことがあるか」という質問では、37%の保護者が「ある」と答え、「他の子と違うことをからかわれないか心配」との声が寄せられました。一方で、63%の保護者は「特に気になったことはない」と回答し、焦らず自然に子どもを見守りたいという意見も多く見られました。

専門家の考え

キッズの眉毛ケアに取り組むアイブロウサロン「紬麦 -tsumugi-」のスタッフによると、子どもの中でも「自分の眉毛が恥ずかしい」と感じているケースが多いとのことです。施術にあたる際は、無理にすすめることはせず、まずは親子で相談することを勧めています。スタッフは、キッズに対してはほとんど痛みを伴わない方法で眉の形を整えることができると説明し、必要最低限のケアを行っているとのことです。