バレエみらいシート
2025-07-02 14:48:26

小中学生向けバレエ育成イベント「バレエみらいシート」レポート

第2回「バレエみらいシート」イベントレポート



6月21日、東京の新国立劇場で、未来のバレエ界を担う小中学生を対象にした特別企画「バレエみらいシート」の第2回イベントが開催されました。この取り組みは、バレエに情熱を持つ14名の小中学生を招待し、プロからの直接指導を受ける貴重な機会を提供するものです。

ワークショップの内容



この日は、まず新国立劇場バレエ研修所のアクティング・ディレクター本島美和さんが主催するワークショップ交流会が行われました。台詞のないバレエにおける表現の大切さを学ぶため、実際にマイムの動きを取り入れながら、舞台での心情の伝え方を教育しました。特に「サブテキスト」として知られる心情を伝える技術が重要視されました。バレエは言葉に頼ることができないため、身体や目線での表現が鍵となります。

参加者は、実演を交えた授業を受けた後、ピアニストの演奏に合わせて振り付けの練習を行い、本島さんとの記念写真撮影も楽しみました。多くの感激と学びの詰まった時間だったと、参与者からの声が寄せられました。

バレエ公演「不思議の国のアリス」の鑑賞



ワークショップの後は、新国立劇場バレエ団による『不思議の国のアリス』の公演を鑑賞しました。この作品は、アリスが不思議な冒険を通じて成長していく様子を描いたファンタジーで、プロのパフォーマンスによる圧倒的な技術と演出が光りました。公演の途中での休憩には、本島さんと参加者との交流タイムも設けられ、バレエの魅力についての質問や意見交換が行われました。

特別シートカバーのプレゼント



招待された小中学生には、「バレエみらいシート」専用の座席シートカバーが用意され、シートに手刺繍で番号が入れられた特別なアイテムが参加者たちの記念品として与えられました。これをバレエシューズを入れるための巾着として活用できるようにデザインされています。

全体を通じてのメッセージ



本島美和さんは、子どもたちに「バレエの表現技術を身につけることで、自分の想いを伝える力を育んでほしい」とのメッセージを送っています。生の舞台を体験することで、アートの力を感じる大切さも伝えられ、参加者の心に残ったことと思います。今後もこのような取り組みを通じ、若い世代の夢を応援していく姿勢が重要となるでしょう。

この特別企画「バレエみらいシート」は、芸術や文化が持つ力を子供たちに体験させることを目的としており、今後の活動にも期待が寄せられています。子どもたちの夢や目標を育むこの取り組みは、今後も多くの小中学生にとって貴重な機会となること間違いなしです。


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