愛知県半田市で母子手帳アプリ『母子モ』導入、便利な子育て支援が始まります

愛知県半田市で始まる新しい母子手帳アプリ『母子モ』

愛知県半田市で、母子手帳アプリ『母子モ』が新たに導入され、『親子健康手帳アプリHA☆DE★CO（はんだで子育て）』が2023年5月1日から提供を開始します。今回の取り組みは、半田市が「若い世代に選ばれるまち」を目指して、出産や子育てに関わる環境整備を進める一環として行われます。

デジタルへの移行がもたらす利便性

このアプリの大きな特徴は、紙の母子健康手帳の情報を電子化し、デジタルデータとして管理できる点です。現在、720以上の自治体で導入されている『母子モ』は、こども家庭庁が目指す電子版母子健康手帳の原則化を見据えた先駆け的な取り組みでもあります。アプリでは、予防接種スケジュールの管理や健診結果の記録、地域情報の配信を行い、スマートフォンやタブレット、PCなどで簡単にアクセスできます。

また、データはクラウドに保存されるため、災害などで母子健康手帳を失った際のバックアップとしても機能します。引っ越しやデバイスの変更時にも安心して利用できるのが魅力です。

サポート体制の充実

半田市では、妊婦や新米パパママ向けに多彩なサポートプログラムを用意しています。「パパママ教室」では、育児の心構えや授乳についての講座、沐浴実習などを行い、親になるためのスキルを養います。また、出産後のフォローとして、助産師や保健師による「すこやかベビー応援コール」があり、出産後の体調確認や育児相談を提供しています。

さらに、生後4～5か月の子どもを持つ保護者を対象にした「離乳食講習会」では、専門家から離乳食の進め方やおすすめのメニューを学ぶことができます。このように、半田市は正しい知識を身に着け、安心して子育てができる環境を整えています。

親子健康手帳アプリHA☆DE★COの機能

導入される『親子健康手帳アプリHA☆DE★CO』では、多くの情報提供や記録管理機能が充実しています。具体的には、妊婦や子どもの成長記録をグラフ化し、視覚的に管理することが可能です。予防接種や健康診断に関する情報も一元化され、忘れがちなスケジュール管理がスムーズに行えます。

また、育児日記として使用できる「できたよ記念日」機能では、子どもの成長を写真と共に記録できます。誕生日や初めてのことを祝うことができ、思い出をしっかりと残すことができます。さらに、地域で必要な情報をアプリを通じて受け取り、感染症などの緊急情報も迅速に共有されるため、安心して育児を行えます。

地域とともに育つ子育て

半田市長の久世孝宏氏は、「このアプリを通じて、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行い、出産・子育てのしやすい街を目指しています」と述べています。

愛知県半田市の『親子健康手帳アプリHA☆DE★CO（はんだで子育て）』は、手続きのデジタル化を進め、保護者の負担を軽減し、地域とともに安心・簡便な子育て社会を目指すビジョンを掲げています。ぜひ、この新しいアプリを活用し、壮大な親子の育成を楽しんでいきましょう！

このアプリは月額料金は無料で、App StoreやGoogle Playからダウンロード可能です。公式ウェブサイトでは、使用方法や機能の詳細も紹介されていますので、ぜひご確認ください。