交野市中学生理科セミナーが開催されます!
2025年12月20日、摂南大学で交野市在住の中学生を対象とした理科セミナーが実施されます。このイベントは、理科教育の重要性を認識し、次世代を担う若者たちに科学の楽しさを紹介するために、摂南大学と交野市教育委員会が協力して開催されるものです。
セミナーの目的とは?
本セミナーでは、参加する中学生が実際に実験を行い、理科や科学の奥深さと楽しさを体験することが目的とされています。大学の実習室では、最新の科学機器を用いた実験が行われ、より充実した学びの場が提供されます。
実験内容について
今回用意されている実験は、環境問題に関連した2つのテーマです。1つ目の「奇跡の木・モリンガで泥水をきれいにしよう!」では、モリンガの成分を利用した水質浄化の過程を実感することができます。モリンガは、栄養素が豊富であるだけでなく、環境の改善にも寄与する木として知られています。実際に泥水を使い、その浄化効果を確認するという、非常に実践的な学びが期待されます。
2つ目の「光合成で発電する燃料電池をつくろう!」では、植物が持つ光合成の能力を利用して、新しい形のエネルギーを体験します。エネルギー問題が深刻化する現代において、持続可能な方法を学ぶことは非常に意義深いものです。
さらに、今回は住環境デザイン学科の川上比奈子教授が、サイエンスとアートが融合した「光合成建築」についても解説します。光合成建築とは、植物の光合成を取り入れた新しい形の建築デザインで、持続可能な未来の形を考える上で非常に革新的なアプローチです。
セミナーの概要
本セミナーは、摂南大学の開学50周年を記念した「挑む、楽しむ。」プロジェクトの一環として実施されます。具体的な情報は以下の通りです。
- - 開催日時: 2025年12月20日(土)14:00~16:00
- - 場所: 摂南大学寝屋川キャンパス1号館8階・生命科学科実習室
大阪府寝屋川市池田中町17-8
- - 対象: 交野市在住の中学生 15人(予定)
- - 講師陣: 理工学部生命科学科の尾山廣教授、松尾康光教授、瀬溝人生助教、そして大学院生命科学専攻や生命科学科の学生11人がサポートします。
参加方法
参加希望の中学生は、交野市教育委員会を通じてお申し込みください。定員は15名で、早めの申し込みをお勧めします。この貴重な機会を通じて、子どもたちが科学に対する興味を深めることができることを期待しています。
摂南大学の活動が、次世代を担う中学生たちにさらなる科学への興味を引き起こすきっかけとなることを願ってやみません。