ファミリーマートの熱中症対策への取り組み
健康経営の推進と熱中症対策義務化
株式会社ファミリーマートは、2019年から推進している健康経営の一環として、今年6月に施行された「職場での熱中症対策義務化」に基づき、社員および加盟店の安全を確保するための取り組みを強化しています。この猛暑が続く中、社員が安全に働ける環境の整備は極めて重要です。そこで、ファミリーマートでは以下の具体策を実施しています。
主な取り組み内容
1.
熱中症対策の周知
社内イントラネットや衛生委員会を通じて、熱中症のリスクとその対策について周知をしています。これにより、社員だけでなく加盟店の方々にも理解を深めてもらいます。
2.
具体的な対策案の提供
加盟店や店舗に向けて、熱中症対策の具体例や実施項目をリスト化し配布します。また、注意喚起の動画を店舗サイネージを用いて毎年配信しており、視覚からの啓発も行っています。
3.
健康管理室の情報発信
健康管理室のサイトを刷新し、産業医による啓発動画を配信しています。これにより、社員の健康意識向上を図ります。
4.
水分補給の呼びかけ
会社内の給茶機には、積極的な水分補給の重要性を訴えるPOPを掲示し、社員に意識づけを行っています。
5.
ファミマサマータイム
期間限定での「ファミマサマータイム」を実施し、就業時間を1時間前倒ししています。これにより、涼しい朝の時間に働き、効率的な業務推進と節電を図ります。
初の「健康白書」の発行
今回の熱中症対策強化は、健康経営の取り組みの延長線上にあります。ファミリーマートは、これまでの健康経営に関する活動や課題を分かりやすくまとめた初の「健康白書」を発行しました。この白書によれば、健康を維持するためには自らの健康意識を常に向上させ、具体的な健康行動を促す必要があります。
健康促進のための施策
本白書においては、健康診断の受診に加えて、生活習慣改善セミナーや女性の健康とキャリアに関するセミナーの開催、さらにはウォーキング活動の継続などの施策が紹介されています。また、メンタルヘルス対策として、ストレスチェックの結果通知と面談勧奨を迅速に行うことにより、早期発見と予防に努めています。
今後もこの取り組みを通じて、健康数値が改善される社員が増える一方で、若い世代の健康課題にも目を向けていく必要があります。このようなデータを基に、予防と早期対策の強化に取り組み、健康経営を長期的に推進していく方針です。
まとめ
ファミリーマートは、地域の皆様とともに安心して働ける環境作りや、社員の健康の維持を大切に考えています。健康経営を進める中で、社員一人ひとりが元気に働くことで、店舗もさらなる成長を遂げることができると信じています。これからも地域密着型のサービスを追求し続け、すべてのお客様にとって必要不可欠な存在でありたいと願っております。
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