新雑誌「とことば」
2025-09-17 13:02:18

教育の未来を切り拓く新雑誌「とことば」創刊の背景と魅力

教育の未来を切り拓く新雑誌「とことば」創刊の背景と魅力



2023年9月26日、光村図書出版株式会社は、教育者向けに新たな情報誌「とことば」を創刊しました。この雑誌は、小学校や中学校の先生方、及び教育関係者を対象としており、無料で配布されることが特徴です。「とことば」という名称には、人生の伴侶としての言葉の重要性が込められており、教育の現場における言葉の役割を再評価することを目的としています。

言葉をテーマにした教育の新たなアプローチ


「とことば」は、教室の内外での今日的な課題に焦点を当て「言葉」を切り口にした特集を提案します。年に2回発行されるこの雑誌では、「◯◯と言葉」という形でテーマを設け、言葉の可能性や多様性を探求します。第1号の特集は「AIと言葉」。現代の教育においてAIがどのように言葉の学びに影響を与えるかを考察し、教育界における言葉の力を再定義します。

第1号のラインアップ


第1号では、特集に加えてさまざまなコンテンツが用意されています。巻頭マンガには、人気漫画家中川いさみ氏の「AIロボ・チャットくん」が掲載。さらに、東京大学の江間有沙准教授へのインタビューを通じて、「人と人をつなぐAIの現在地」に迫ります。また、東京学芸大学附属小金井小学校や神奈川県厚木市立鳶尾小学校の授業リポートも収録されており、実際の教育現場でのAI活用の様子を伝えています。

環境への配慮も


「とことば」では、教育に役立つ情報を提供するだけでなく、環境にも配慮しています。雑誌の用紙には、竹を素材とした「竹紙」を使用。この竹紙は日本の環境保全に寄与し、地域経済にも貢献できる素材です。竹は成長が早く持続可能性が高く、製紙原料として新たな価値を生み出しています。

結びに


教育情報誌「とことば」は、言葉の持つ力と可能性を再評価する場として、教育者とともに歩んでいくことを目指しています。第1号は全16ページで構成され、竹紙を使用した環境に優しい印刷が施されています。今後の号も期待される中、次号は2025年4月に発行予定です。先生方や教育関係者にとって、必見の内容が盛りだくさんの「とことば」をぜひ手に取ってみてください。


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