長岡市立第四小学校での特別な読書体験
2025年6月23日、長岡市立第四小学校にて、株式会社Yondemyが主催した特別な読書イベントが開催されました。このワークショップは、代表の笹沼颯太氏を講師として迎え、5年生の53名の生徒たちが参加しました。目的は、子どもたちに読書への興味を引き出し、その楽しさを実感してもらうことでした。
プログラムの流れ
イベントは、前半と後半の2部構成で行われました。オープニングでは、笹沼氏が「じゅげむ」という古典落語を用いた読み聞かせを行い、子どもたちが物語の魅力に引き込まれる瞬間が作られました。
前半:読み聞かせと暗唱
前半のプログラムでは、じゅげむを通じて「読むことの楽しさ」と「言葉のリズム」に焦点を当てました。まず、皆でじゅげむの物語を聞いた後、生徒たちは暗唱に挑みました。この中で、子どもたちは語句の一つひとつに注目し、物語への理解を深めました。笹沼氏は、参加者が本をただ読むのではなく、感情を込め、自分なりの解釈を加えることの大切さを指導しました。
i後半:オリジナルじゅげむの創作
後半では、前半の学びを活かして、各班ごとにオリジナルじゅげむを創作しました。この創作活動では、子どもたちは自分のアイデアを形にする過程を楽しみました。班ごとに発表した結果、教室は笑いと拍手に包まれ、協力して生み出した独自の作品に誇りを持っている様子が見られました。
例えば、彼らが創作した「長岡第四小学校オリジナルじゅげむ」は、遊び心満載の内容で、参加者全員での暗唱にも挑戦。ここでも、彼らの想像力が大いに発揮され、創作の楽しさを共有する時間となりました。
子どもたちの感想
ワークショップ終了後のアンケートでは、多くの子どもたちがこの経験を通じて「もっといろんな本を読みたい」という意欲を示しました。「オリジナルじゅげむ作りがとても楽しかった」という感想も寄せられました。具体的には、参加者が体験した工夫や新たな発見が印象に残ったという声が多くありました。
読んでみたかった: ある子どもは、笹沼氏の読み聞かせを通じて、早口ではなく、みんなに届くように工夫して読むことの重要性に気づきました。
新しい発見: ほかの参加者は、本を読むたびに新たな発見があるということを体得し、読むことがもっと楽しい体験になったと話していました。
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友達との協力: 創作活動では、みんなでアイデアを出し合い、独自の物語を作る過程が一番楽しかったと振り返る子どもたちが多かったのが印象的でした。
まとめ
このワークショップを通じて、Yondemyは子どもたちが読書を楽しむための新しいアプローチを提供しました。笹沼氏が教えた「みきわめる」と「おもいえがく」という読書家の技術は、参加した子どもたちに深い理解と創造性を促進させ、読書が単なる学びだけでなく、創作や表現の楽しさにまで展開することができたのです。
今後もYondemyは、全国の子どもたちに「読書が楽しい」と感じてもらえる機会を提供し続けることで、「読書を習う」新しい文化の確立を目指してまいります。