Eテレ「アイラブみー」が絵本として登場
人気アニメ「アイラブみー」の話題作が待望の絵本として11月27日(木)に新潮社から発売されます。本書『アイラブみー うまれたことがなんですごいの?』は、視聴者から「神回」と称された特別なエピソードを基にしたもので、子どもたちに「いのち」の大切さをわかりやすく伝えます。
アニメの人気を受けて
「アイラブみー」はEテレで2022年3月から放送が始まり、主人公の「みー」が自分を大切にする意味を探る冒険を描いたアニメです。満島ひかりさんがすべてのキャラクターの声を務めることで注目を集め、シリーズでは70以上のキャラクターを演じるという多才さも大きな魅力です。この作品は数々の賞を受賞し、世界中で評価されていることからも、その人気の高さが伺えます。
絵本の内容
本作は、自分がどうしてこの世に存在するのか、その過程での奇跡を物語として描写しています。主人公の「みー」が誕生日を迎えた時、家族からその誕生までの物語を聞き、自身が生まれてきたことの重みを理解していくストーリーです。尊い命を育む過程での様々な出来事に触れ、読者に命の尊さを教えてくれます。
赤ちゃんがどこから生まれるかという問いに、性行為を避けつつ自然で丁寧に説明。全年齢層が楽しめるよう配慮がなされています。自身の存在意義に気づくことで、子どもたちの自己肯定感を育むことが狙いです。
誕生日の謎を解く
この絵本では、「みー」が誕生日を祝われる理由に疑問を持ち、家族の話を通じてその謎を解き明かします。これにより、子どもたちは自分自身の誕生に対する理解を深め、誕生を祝う大切さを学びます。戻りながら、自分の存在がどれだけ価値があるのかを感じることができます。
受賞歴
「アイラブみー」はその内容とアプローチで、2022年アジア・テレビ賞の未就学児向け部門で最優秀賞を受賞し、その他にもグッドデザイン賞やキッズデザイン賞を取得するなど、注目の存在です。今後も様々なメディアで取り上げられることでしょう。
親子のコミュニケーションを促進
本書は、親子で一緒に読みながら、いのちや誕生についてのコミュニケーションを生むきっかけになることを目指しています。親が子どもにこの本を読み聞かせることで、自然な形での対話が生まれ、深い絆を結ぶことができることでしょう。
書籍情報
「アイラブみー」のファンはもちろん、教育的な視点からも価値ある作品として、大切な人との時間を共有できる素晴らしい一冊です。ぜひ親子で手に取ってみてください。