寄付で学びを支える
2025-02-28 11:52:38

あおぞら銀行の寄付でICT教材eboardのアクセシビリティ向上へ

ICT教材eboardのアクセシビリティ改善に向けた取り組み



NPO法人eboardは、昨年に引き続いて、あおぞら銀行からの寄付を受け取り、2024年度もICT教材eboardのアクセシビリティ改善に力を入れています。この寄付は、あおぞら銀行が実施するマッチング寄付プログラムを通じて実現されました。このプログラムでは、同銀行の職員からの寄付に応じて、あおぞら銀行が追加で寄付を行います。2024年度の取り組みでは、10団体に総額約1,940万円が寄付されたとのことです。

寄付の意義と活動領域


あおぞら銀行グループは、社会貢献活動を「環境保全」「次世代支援」「地域支援」「災害復興支援」の領域に分けて展開しています。NPO法人eboardは、「次世代の支援」と「地域支援」の領域で、この寄付を活用し、経済的な理由や不登校、障害を抱える子どもたちの学習機会の充実を目指しています。

ICT教材eboardの特徴


eboardが開発・運営するICT教材eboardは、約2,000本の映像授業と約10,000問のデジタルドリルを提供する、学びの可能性を広げるツールです。全国の公立学校やフリースクール、地方の公営塾などで利用され、毎月20万人以上の子どもたちに学びの機会を提供しています。この教材は、教育の機会が平等でない現状に立ち向かう一助となり、経済的理由や多様な背景を抱える子どもたちに特化した支援を行っています。

アクセシビリティ向上のための取り組み


eboardは特に、ろう・難聴の子どもや、日本語支援が必要な外国人の子ども、発達障害のある子どもたちに向けたアクセシビリティ向上に取り組んでいます。例えば、2020年から行われた「やさしい字幕」プロジェクトでは、約1,000名のボランティアの協力を得て、約2,000本の映像授業に「やさしい日本語」の考え方に基づく字幕をつけました。このプロジェクトは、義務教育課程を網羅した映像授業で、字幕による情報保障を実現した国内でも珍しい試みです。

未来の学びを支える


今後もNPO法人eboardは、あおぞら銀行からの寄付を活用して、ICT教材eboardのさらなる改善に向けた取り組みを続けていきます。学習に困難を感じている子どもたちが、いつでもどこでも学べる機会を提供することで、「学びをあきらめない社会」の実現を目指していきます。あおぞら銀行のボランティア支援も心強く、一緒に「やさしい字幕」の制作を行ったりと、地域との連携を深めていく姿勢を大切にしています。我々は、すべての子どもたちに学ぶ意欲とその機会を保障し続けます。これからもeboardの活動にご期待ください。


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