広島県世羅町が導入する子育てDXアプリ『母子モ』で手続きが便利に！

広島県世羅町が新たに導入した『子育てDX』の「伴走型相談支援サービス」が、10月1日から運用を開始しました。このサービスは、母子モ株式会社が提供するもので、自治体の子育て関連事業のデジタル化を推進しています。世羅町では、これまでにも母子手帳アプリ『母子モ』を導入し、妊娠期から子育て期にかけての支援を充実させてきました。

『母子モ』は2021年4月から提供されており、妊産婦と子どもの健康データの記録や予防接種のスケジュール管理、地域情報の確認まで、手軽に行える便利なアプリです。新たに追加される「伴走型相談支援サービス」によって、これまで紙ベースだった妊娠届出アンケートの提出や母子手帳の交付時の来庁予約がアプリを通じて行えるようになります。これにより、待ち時間の軽減や混雑の回避が可能となり、保護者の手続きがかなりスムーズに行えるようになります。

世羅町は「つながりあい・笑顔あふれる・未来の輪」をスローガンに、すべての子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境を整えることを目指しています。今回の「伴走型相談支援サービス」は、その理念に基づき、個々の家庭に合わせたきめ細かな支援をデジタル化することで、更なる地域の子育て支援を強化するものです。

特にこのアプリの利点は、いつでもどこでも手続きを行える点です。保護者はオンラインで妊娠届出アンケートを提出でき、アプリを通じて来庁予約を行えるため、時間に余裕のあるときに必要な手続きができます。また、事前の準備ができることで、自治体の職員も質の高い支援を提供できるようになります。

世羅町の奥田正和町長は、「妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を行っていく」ことの重要性を強調し、子育て家庭が世羅町で過ごすことに誇りを持てるような地域づくりに取り組んでいく意気込みを述べています。彼のビジョンは、2030年までに必要な情報を保護者に届け、手間を軽減することで、安心で簡便な子育て環境の実現に寄与することです。

世羅町の取り組みは、全国的にも注目されており、今後の子育て支援のスタンダードとなる可能性が高いと言えるでしょう。保護者が求めるスムーズな手続きと、高品質なサポートを同時に提供するこのサービスは、多くの家庭にとって大きな助けになることが期待されています。

もし気になる方は、ぜひ母子手帳アプリ『母子モ』をダウンロードして、この便利なサービスを活用してみてはいかがでしょうか。アプリはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロード可能です。これからも時代の流れに合った子育て支援を目指す世羅町の取り組みに、ぜひご注目ください。