STEM女子奨学金イベント
2025-07-25 15:53:15

理系進学を応援するSTEM女子奨学金イベントが成功裏に終了

理系進学をひらくSTEM女子奨学金イベント



2025年7月24日、公益財団法人山田進太郎D&I財団が主催する「STEM Scholarship Student's PARTY」が東京で盛況に開催されました。このイベントは、理系分野への進学を希望する女子高校生を対象とした奨学金受給者のための初めての対面イベントとして実施され、奨学生同士が顔を合わせる貴重な機会となりました。

イベントの目的と概要


このイベントは、STEM(科学、技術、工学、数学)分野で活躍する女子学生を応援し、進学やキャリア選択の道を切り開くことを目的としています。約20名の参加者が集まり、2時間にわたり交流を深め、理系の可能性についてお互いに意見を交わしました。

オープニングとアイスブレイク


イベントは、参加者同士が自己紹介をすることから始まりました。初対面の緊張を和らげるため、共通の趣味や将来の夢を共有するアイスブレイクが実施されました。これにより、自然と会話が盛り上がり、参加者同士の距離が縮まりました。

クイズ大会で理系への理解を深める


次のセッションでは、クイズアプリ「Kahoot!」を使ったグループ対抗のクイズ大会が行われました。大学生や社会人のアンバサダーが考案したオリジナル問題を通じて、参加者は理系のトピックについての知識を試し、専門家からの解説も受けることで、理解を深めることができました。

出題された例としては、天気の急変に関する問題やコンピュータが「0」と「1」のみで動作する理由、さらには音の認識能力に関する問題などがあり、参加者たちはこれらの解説に興味深く耳を傾けました。

先輩からのリアルトーク


その後、現役の大学生や社会人の女性アンバサダーを招き、進路に関する座談会が行われました。登壇者は、エンジニアとして活躍する藏悠子さんと機械学習に従事する伊藤るるさん。彼女たちがどのように理系を選択し、大学や仕事を決めたかについての体験談が共有されました。

参加者たちは、理系を選ぶことでどのような可能性が広がるか、また日々の研究や仕事におけるやりがいや、悩みを理解する貴重な瞬間を体験しました。

自由な交流の時間


イベントの締めくくりとして、参加者同士で自由に会話を楽しむ『交流PARTY』が設けられました。進路についてのアドバイスを交換したり、個々の経験をシェアしたりする中で、各自が新たな友人やコネクションを築く様子が見受けられました。

最後には、奨学生向けのオンラインコミュニティ「スカラボ」も紹介され、全国の奨学生とつながり、さらなる情報交換やサポートを受ける機会が提供されていることが伝えられました。

STEM女子奨学助成金の背景


この奨学金は、高校生女子が理系分野への進学を後押しするための返済不要の給付型で、2021年からスタートし、約1,700名の女子学生を支援してきました。参加者は、奨学金を使って模擬試験や体験プログラムに参加しており、その活用方法の幅広さにも驚かされます。

まとめ


「STEM Scholarship Student's PARTY」は、参加者たちにとって貴重な学びと交流の場となり、将来への明るい展望を感じる機会となりました。理系への進学を志す女子学生に向けたこのようなイベントが今後も続き、多くの若者が自信を持って理系分野を選択する手助けとなることを願っています。今回のイベントがさらなる成長の一歩につながることを期待しましょう。


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