海藻School2024
2025-02-21 14:02:20

海藻育成体験を通じて海の大切さを学ぼう!「海藻School2024」が始動

海藻育成体験を通じて海の大切さを学ぼう!



2024年5月から2025年2月の約1年間、小学生たちが海藻を育てる「海藻School2024」がスタートします。このプログラムは、一般社団法人海と日本プロジェクトinながさきが主催し、海藻の育成を通じて海の特性や大切さを学ぶことを目的としています。

知識を育むオリエンテーション



「海藻School2024」は、東彼杵町立彼杵小学校と時津町立時津北小学校で実施され、小学6年生104名が参加します。プログラム初日にはオリエンテーションが行われ、大村湾の海藻の役割や、その環境が抱える課題について学びます。子どもたちは、海藻が生物にとっての大切な育成場所であり、環境を支えることができることを理解することからスタートします。

卵採取と陸上養殖の作業



オリエンテーションの後、いよいよ海藻の卵採取が始まります。生殖器の特性を観察したり、卵をネットに取り込んだりするなど、子どもたちは初めての体験に興奮しながら取り組みます。特に、卵を回収する際には、講師のサポートを受けつつ、頑張って作業を進めていました。その後、卵を苗プレートに播き、教室では毎日水やりを行って育成が進められます。

成長の期待と海への還元



12月には、成長した海藻を海に戻す準備が整います。子どもたちは、自分たちが育てた海藻を海に設置する作業に挑戦します。苗を固定する作業は難しく、不安もありましたが、想いを込めて作業に取り組みました。目の前で海藻が元気に育つ姿を想像しながら、期待に胸が膨らみます。

学んだことの確認と発表会



2月には一年間の学びを振り返り、子どもたちは各自が感じたことや考えたことを発表します。海草の育成を通じて、大村湾の環境についての深い理解と、海を守るための行動を共有する場となります。「光合成が難しい環境で育てることが難しかった」「ごみを減らす活動をする」など、子どもたちからの発表は実に多様で、彼らの成長を感じられます。

保護者と子どもたちの声



授業を通じて海への意識が高まったと話す保護者や、海藻を育てることができた嬉しさを語る子どもたち。実際に体験したことで海の重要性を認識し、海を保護する行動を起こしたいと願っています。この「海藻School2024」を通じて、地元の自然環境保護に貢献する子どもたちが育っていくことでしょう。

未来の海を見据えて



「海藻School2024」は海が直面している問題を知り、未来へ向けた具体的な行動につながる一歩となることが期待されます。さまざまな経験を通じて育った意識が、やがて地域全体の環境保護につながることを心から願っています。この取り組みが、子どもたちにとって素晴らしい出発点となることを祈ります。


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