驚きの市場規模と次世代育成
5月5日は「子どもの日」。それに伴い、4月23日から5月12日まで「子ども読書週間」が開催されます。今、絵本や「読書」の世界には大きな変化が訪れています。従来の読み物としての位置づけから、絵本が世界的に人気を誇る知的財産(IP)へと成長する流れが見られているのです。
日本政府が掲げる「コンテンツ海外売上20兆円」の目標達成に向け、2024年には内閣府が改訂した「クールジャパン戦略」に基づき、日本のコンテンツ産業を拡大させるための施策が進められています。2033年までにアニメやゲーム、キャラクターの海外売上を4.7兆円から20兆円に引き上げることが目的とされています。
国内においても、キャラクタービジネス市場は2兆8000億円を超える見込みで、その経済価値はますます重要性を増しています。これは株式会社矢野経済研究所の調査によるものです。特に、独自のキャラクターを持つ個人クリエイターたちが注目を集めています。「ちいかわ」などはその一例です。
世界を魅了する日本発キャラクター
日本発のキャラクターが多くの国で愛されている中、特に、ポケットモンスターやハローキティ、くまのプーさんなどが圧倒的な人気を誇っています。ポケットモンスターは921億ドル(約14兆円)、ハローキティが800億ドル(約12兆円)などと、経済的な影響力も計り知れません。
さらに、SNSを通じて新たなキャラクターが生まれ、「ちいかわ」のようなキャラクターが年間数百億円規模の経済効果を生み出しています。また、「おぱんちゅうさぎ」や「パペットスンスン」なども人気があり、独特のキャラクターが若い世代に支持されています。
イラストの新しい可能性
絵本業界の流れを受けて、4月14日からスタートした第2回「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」では、特に「イラスト部門」が新設されました。この部門では、魅力的なキャラクターを生み出す力が求められます。参加者は、物語《れんけつれんけつ!》に登場するキャラクターを自由な発想で形にする挑戦をしなければなりません。
この大賞の大きな特徴は、応募して終わりではないところにあります。イラスト部門に選ばれた場合、講談社の幼児雑誌でのデビューが確約されているのです。これにより、クリエイターとしての新たな道を切り開くチャンスが得られます。
デジタルクリエイター支援
デジタルでの創作が苦手な人でも安心!先着300名には、「CLIP STUDIO PAINT」といったお絵かきツールが3ヶ月無料で提供されます。プロも使用するこのアプリを通じて、絵本制作の第一歩を踏み出すチャンスです。
今後の展望
第2回ニユーニセントビエンター「読者と選ぶ あたらしい絵本大賞」では、過去の受賞作品が今回のお題に設定されています。特別審査員には著名なアーティストや研究者が名を連ね、新たな才能を見出す舞台が設けられています。この機会に、皆さんもぜひ参加してみませんか?詳細は公式ウェブサイトで確認できます。