「包括的性教育」を広げるキャンペーンが始まります
認定NPO法人ピッコラーレは、2023年2月21日より3月31日まで、「包括的性教育」を広げることを目的としたキャンペーンを開催します。このプログラムは、「生きていていい、そう思える社会をみんなで」というテーマのもと、妊娠に関する悩みを抱える人々を支援するマンスリーサポーター「ピコサポ」の新規登録者を募集します。主に都市部で直面する妊娠にまつわる不安や恐れに対処するために、ピッコラーレは様々な活動に取り組んでいます。
妊娠に関する困りごとの実態
「生理が遅れている、どうしよう」「親には相談できない」「この妊娠が知られて仕事を失ったら」といった妊娠に関する悩みは非常に多く、これらの問題は単に「産む・産まない」といった国民的な関心事だけでなく、社会全体に影響を与えています。妊娠をめぐる困りごとや不安は、時に孤立や様々な批判的な社会の視線によって深刻化します。
ピッコラーレの役割
ピッコラーレは「にんしんSOS東京」や「ぴさら」などの支援事業を通じて、妊娠にまつわる困難に直面した方々に寄り添っています。このような組織的な支援を通して、より多くの人々に相談やサポートを届けることが目指されています。また、中絶後の相談窓口「PUPU」や「ピコの出張保健室」なども提供しています。
社会における性と生殖の権利
包括的性教育の重要性が高まっている中、認定NPO法人ピッコラーレは「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」を重要視しています。現場の支援活動を通じて、相談者の声を聞くことで、以下のような社会の実現を目指しています。
- - 「助けて」と言いやすい環境を整える
- - 性知識の普及を促進し、「SRHR」が社会の中で大事にされるようにする
イベントのご案内
キャンペーン期間中、ピッコラーレでは「包括的性教育」に関するイベントも開催します。この機会に多くの方に参加していただき、自分自身や周囲の方々にとっての性教育について考える良い機会が提供されます。
以下はイベントの詳細です:
日時:2025年3月2日(日)10:00~11:30
会場:としま区民センター会議室403
参加費:2,500円
講師:大庭美代子(助産師)
日時:2025年3月13日(木)20:00~21:30
会場:オンライン
参加費:2,500円
講師:土屋麻由美(助産師)
日時:2025年3月27日(木)20:00~21:30
会場:オンライン
参加費:無料
登壇者:中島かおり(代表理事)
参加を通じて自身の知識を深め、一緒に包括的性教育の重要性について考えてみましょう。
ピッコラーレとは?
認定NPO法人ピッコラーレは、妊娠をきっかけに孤立することなく、自由で幸せに生きることができる社会を目指しています。包括的な活動を通じて、さまざまな悩みに寄り添う姿勢を大切にしています。
私たちの活動を支援し、新たな仲間となるチャンスです。ぜひぜひご参加ください!
詳しくはキャンペーンページへ!