不登校を抱える親のための新たな支えを
近年、不登校の問題が急増し、2023年には34万人を超える小中学生が学校へ行けない状況にあるといいます。これに伴い、子どもたちを支える親たちも厳しい状況に追い込まれているのが現実です。親自身が孤立し、ストレスを抱えることで、家庭全体が影響を受けてしまいます。そこで、私たちはこの問題に対する解決策として新たに「不登校の親ネット」というオンラインコミュニティを立ち上げることになりました。
不登校の親ネットとは
「不登校の親ネット」は、不登校の子を持つ保護者や関係者が集まるためのオンラインのコミュニティです。気軽に相談や情報交換ができる場として、多くの親同士がつながれることを目的としています。ここでは、不登校についてのさまざまなイベントや専門家との意見交換を通じて、親たちが安心できる環境を提供します。
限界を超えた連携
このコミュニティは、3つの団体、つまりBranch、石井しこう、そしてキズキ共育塾が共同で運営します。専門的な知見を持つスタッフが、さまざまな経験を共有しながら親たちを支えるために尽力します。無料で利用できるこのコミュニティでは、匿名性が保たれている分、安心して話すことができる環境が整っています。参加者の多様な背景が、互いのサポートとなるでしょう。
なぜ今、コミュニティが必要なのか
2023年の時点でのデータでは、不登校の小中学生は34万人を超え、その数は過去最高に達しています。さらに、親たちも非常に厳しい状況に置かれており、5人に1人が職を失い、9人に1人が精神科の支援を受けなければならない現実があります。このような状況では、親たちの心の健康も危機的であり、繋がりを持つことが重要です。
「不登校の親ネット」では、親同士が気軽に繋がれる場を提供し、孤立感を軽減させることを目指します。具体的には、LINE上のオープンチャットとして運営されており、参加はスマートフォンさえあれば簡単です。
どのようにコミュニティを活用するか
参加は非常にシンプルで、LINEのオープンチャットに入るだけでOKです。この場では、同じような状況にある親たちと情報を交換したり、相談しあったりすることができます。焦る気持ちや悩みを共有することで、まずは気持ちを楽にすることが狙いです。また、時折開催されるオンライン座談会に参加すると、専門家や経験者からの多様な意見を聞くことができ、心の支えとなるでしょう。
クラウドファンディングによる支援のお願い
このような活動を維持するためには一定の資金が必要です。そこで、私たちは「不登校の親ネット」を運営するためのクラウドファンディングを実施します。寄付してくださった方には、金額に応じたリターンも用意していますので、ぜひご協力をお願い申し上げます。
詳細については、クラウドファンディングのページをぜひご覧ください。ここからのご支援が、今後の活動に繋がります。
最後に
このオンラインコミュニティができることで、これまで孤独を感じていた多くの親たちが勇気を持ち、少しでも心を軽くしていけることを願っています。まずはこの場所で自分の気持ちを表現し、少しずつ前に進んでいきましょう。私たちはあなたを応援します。